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現場からひと言
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工事完了です!!

この日記が最後の現場日記となります!
最後は石津地区の完成写真をご紹介します。
こちらは以前日記でも書いたのですが、ICT施工したところです。
法面・築堤ともに、とても綺麗に仕上げることが出来ました。

今回の工事は3箇所を同時に進めていく現場でしたので、工程表の通りに進められるかが重要でした。
地域の皆様のご協力のおかげで、無事に事故なく工事を終える事が出来ました。
工事期間中は皆様にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました!











清水地区 完了写真

続いては清水地区の施工完了写真です。
排水溝・集水桝の据付、堤防の盛土、法面には張芝をしました。
上段2枚目の排水溝の曲がり加減、良いですね~。個人的にはお気に入りのアングルです!
そして下段の写真は撤去の時にも書いた場所ですね。
袋詰玉石が綺麗に整列しながら、堤防を守っています。
ここは着工前、大きな排水パイプと土のうがありました。
「THE 現場」という雰囲気いっぱいガヤガヤとしていましたが、
景観にも配慮して施工をしたので、とてもシックで落ち着いた堤防になりました!









新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
昨年は皆様に工事へのご協力を頂きまして有難うございました。
おかげさまで、昨年の内に無事に工事が完了致しました。
年の瀬に工事が完了したため、年が明けてから完成した様子をご紹介出来る事を楽しみにしていました!
残りの現場ホームページでは、今までご紹介しきれなかった現場の様子と完成した写真を交えてご紹介します。

今週は、完成したばかりの芦崎地区の立会検査の様子をご紹介します。
植生した法面の長さや、階段の高さが計画と相違ないかを確認しました。
そして今回は転落防止の柵を取り付けたので、そちらの高さも問題がないか一緒に確認をしました。
立会確認の前には自分たちでも計測をして確認をしていますが、外部の技術者が立会って最終確認を行っています。
天気にも恵まれ最終検査も無事に合格し、芦崎地区の施工が完成しました!











階段脇のブロック

以前から作業をしていた芦崎地区の階段工もいよいよ大詰めです。
最初は1枚目の写真のように何もない状態でしたので、どんな風に階段が出来るのか私も楽しみでした!
基礎ブロック、帯コンクリートを据付たあとは、ご覧の通り綺麗な階段を並べます。(2枚目写真)
しかし!今回は階段だけでは終わりません!景観にも配慮したブロックの据付へと進みます。
ブロック下には土砂が水によって流れ出ないように不織布のシートを敷きます。
このシートは地盤にも密着しやすく、頑丈で透水性にも優れているので河川護岸には欠かせません。
法面には張芝がされ、階段とブロックの据付が完了間近です。最終的な出来上がりをお楽しみに!








盛土完了です!

以前の日記で、推し活のお話をしました場所の盛土が完了しました。
木くずと土しかなかったところから、盛土を敷均し、転圧を繰り返し繰り返し・・・。
10月末頃からスタートし、師走を迎える頃にようやく完成しました!
(自分で言うのもなんですが、、、見違えるほど綺麗な出来上がりに大変満足です)
この法面整形はICT施工で作業をしたので、その様子はまた別の記事でご紹介しますね。
盛土完了!ということで、立会確認がありました。
立会確認も芦崎地区同様、ICTを活用した出来形検査なので短時間・少人数で効率よく検査を進めていきます。
検査の結果は今回も無事に合格。次の張芝作業に進みます。
それにしても茨城の日中の気温は10度前後です。そろそろ外仕事が身に染みてくる季節になりました。











お花を摘みに行ってきます

現場に入っている作業員の健康や作業環境を快適にするのも大切な私の仕事です!
今回は中が広い快適トイレの設置、現場事務所には給水機と冷蔵庫の設置、そして防犯対策のカメラを設置。
他にも実施したことはありますが、書ききれないので代表的なものをご紹介しました。
特に私のお気に入りは、快適トイレの前の花壇です。
花壇は現場事務所前にもあるのですが、トイレの前に置くと清潔感を感じられてとても気分が良いです。
現場でも好評だったので、今後別の現場でも取り入れたいと思います!








転圧回数を決めています

本工事に入る前に、使用する土を使って試験を行います。
本工事で使用する転圧機械を使って実際に土の転圧して、所定の締固め度になるまで何回転圧が必要か?を決めていくんです。
試験方法としては、転圧するごとにヤードの下がりを測定し、沈下が収まる転圧回数を確認します。
また、一定の転圧回数間隔で現場密度試験を行って土がどのくらい締固まっているかを確認します。
こんな風に試験を行って合格が出たらいよいよ本施工のスタートです!











2つの安心

清水地区でのU字溝の据付が完了したので、立会いでの確認がありました。
計画通りの高さ・位置に施工しているか発注者に確認して頂き、無事に合格を頂きました。
立会確認はいつも緊張します。。。合格を貰えて一安心!

2枚目と3枚目の写真は、現場での盗難対策用に敷鉄板を金具で固定しています。
大変残念なことですが、最近は現場からの盗難が起きているので何かしらの対策をしなくてはなりません。
小さくても大きくても現場で使用する資材はお金がかかっています。簡単に盗まれるのは悔しい!!
今回設置したダブルプレートは取付も簡単で、敷鉄板の開きやズレがないから作業員の足が挟まれるなどの事故も少ないんです。
そして特殊形状の専用器具がないと外せないボルトも使用して、盗難対策は万全です!
タイトルに2つの安心と書きましたが、「合格の安心・事故が少ない安心・盗難対策の安心」と全部で3つの安心でした!








忘れかけていた甘酸っぱい気持ち

平板ブロックの間を無収縮モルタルで埋めていきます。
文字の通り収縮しないモルタルは、良質な土と膨張剤が混ざっているので普通のモルタルに比べてヒビ割れしにくく、隙間をしっかりと埋めてくれます。
また、耐水性が必要な場所に使用できる材料なので今回の施工箇所にはとても合っています。
とても優秀な無収縮モルタルですが、特に低温に弱いので温度管理に注意が必要になるんです。
今の季節は大丈夫ですが、冬場の外気温が5℃以下になる場合は冷やさない様に温めてあげないといけません。私が守らなくては!
なんだか懐かしい、昔付き合っていた恋人に抱いていた気持ちを思い出した気がします。
残念ながらその恋は保温養生出来ずにヒビ割れてしまいまいしたが、構造物は絶対守ります!!











敷鉄板

敷鉄板は、工事のときに敷くことで下の土地を傷つけないように守る、工事用の車両がスムーズに通行できるようにするなどの働きをしてくれるとても便利なアイテムです。
具体的には、車両が通行する事でタイヤ跡がついたり、大型重機や資材の重みで地面にへこみが生じない様にするために設置します。
そして、ぬかるみ・砂地・荒地など、工事車両が走行しにくい場所でも敷鉄板を敷くことで平らな道ができ、スムーズに通行ができるようになります。
敷鉄板があるから安心して効率よく作業を行えるんですね!工事を進めていくためには必要不可欠なアイテムなのです!
ですが・・・敷鉄板は1枚500kg以上もあるので、設置する時は安全な手順を守って慎重に設置していきます。








仕事中の推し活

伐採した木くずを産業廃棄物の中間処理施設に運ぶため、積込をしている様子です。
写真にはありませんが、実際に中間処理施設まで運搬しているところも追いかけて写真を撮ります。
なぜそんな写真を撮るのか不思議ですよね。
契約通りに適正に処理が行われているか、現地確認が必要になるので、積込~運搬まで写真を撮って記録に残します。
追いかけて、写真を撮って・・・文章だけ見るとまるで「推し活」しているみたいですね。
私の推しは現場に居ないので、代わりに最後まで木くずを追いかけます。











土の中の水分

含水比は土の状態をチェックするための、いわば健康診断のようなものです。
土の中の水分量がどれくらいなのかというのを、赤外線水分計で測ります。
測定方法は難しそうですが、とっても簡単!ボタンで設定していくだけです!
あとは水分計にお任せ。赤外線加熱で乾燥前後の土の質量差から水分を自動で測定してくれます。
写真の左が乾燥前の土、右が乾燥後の土になりますが・・・乾燥後の数値がこの土に含まれている水分量です。
これは人間でいうサウナ後の体重ですね。なんだか私もサウナで整えたくなってきました。








設置と据付

以前の日記で、石津地区施工の際にU型側溝のことを書きましたが、清水地区でもU型側溝の据付が始まりました。
こちらも側溝はPC(プレキャスト)製品を使用するので、現場に納入された材料にサイズ違いなどがないかを確認します。
石津地区で使用したU型側溝よりも幅が広くて大きいですね。重機で吊るのもバランスを崩さない様に注意します。

突然ですがここでクイズです!写真に写っている黒板に「据付」と書いあります。設置という言葉を使う時もあるのですが、
設置と据付の違いが分かりますか?
設置は「設備や機器などを備えつけることで、その設備が動くか動かないかははっきりしない」という意味です。
据付は「設備や機器などを特定の場所に動かない様にしっかりと固定して備え付けること」を意味しています。
普段生活をしていると設置という言葉の方が良く聞くと思いますが、現場では据付を使う事が多いです。
据付をする=固定するという事で、やり直しが出来ません。それなので施工前に位置や高さなどを確認する事が重要になるわけです!
現場で都度出来形を確認するのにはちゃんと意味があって、次の工程に進むための合格通知書みたいなものですね。











集水桝を設置するために

清水地区では集水桝を3箇所に設置します。
プレキャストではなく現場でコンクリートを打設するので、型枠組立も現場で行います。
まずは設置場所を掘削した後に基面整正をします。そして砕石基礎を所定の幅と厚さになるように敷均し、転圧を行います。
準備が出来たらいよいよ、型枠・受枠の組立です。
集水桝が所定の位置・幅・長さになるように墨出しを行い、墨に沿って型枠を組み立てていきます。
これからコンクリート打設へと工程は進んでいきます。








敷高確認と材料確認

U字型排水溝の据付が完了したので、発注者立会いで敷高確認を行っています。
基準点を設定し、そこから測量機を使用して基準点からの高さを測定しています。
設計図には排水溝の計画高や勾配が記載されているので、測定結果と設計図を比較して設計通りに施工されているかを確認します。
排水溝は水が流れる道なので、勾配が適切でないと排水がスムーズに行われなくなってしまいます。
計画通りの勾配がついているかを特に注意して確認します。




こちらは材料確認の様子です。
集水桝の上に設置するグレーチングのサイズ、錆び、キズ等がないかを目視で確認していきます。
特に問題もなく、無事に敷高確認と材料確認が終わりました!









工事用道路の補修

工事用道路と普通の道路は何が違うのでしょうか?
工事用道路は「建設区域内において建設資材、機材、機械、人員等の運搬・輸送」を目的として使われる道路の事を言います。
ルートも、大きな車両が通る場合もあるのでどこでも良い訳ではなく、地形・土地の制約等を考慮して安全で円滑な場所を選定します。

今回は材料を保管しているストックヤードから石津地区の施工場所までの工事用道路が陥没していたので、直接の施工場所とは違いますが陥没箇所を補修しました。
先ほどもお話しましたが、資材の搬入・産廃の搬出等で大きな車両が通る場合もあるので、道路の陥没は事故や怪我に繋がります。
現場では安全第一!事故やケガが予想されるのであれば、施工場所とは違っても補修を行います。
補修も完了したので、これで安心して車両が通れます!








キャリブレーションとは

現場で使用しているICT建機(今回はブルドーザーです)のキャリブレーションを行いました。
キャリブレーションという言葉の意味は「校正・調整」ということで、車両の位置情報や作業装置の精度を確認・調整します。
具体的にはブルドーザーのブレードの設定や調整、測位システムの設定や調整を行っています。
簡単に言うと「ICT建機により計測された3D座標と従来のTS測量で計測された座標の差がどの位なのか」を確認しています。
ここの差が大きく許容範囲を超えてしまうと、施工精度を左右してしまいます。
もちろん、そんなことが起きては困ります!!
なので、日々のメンテナンスや修理も含めてきちんと定期的に確認をする事が大切になります。









U型側溝 材料確認

水路工で使用するプレキャストU型側溝の材料確認を行っています。
材料確認は納入された材料が発注通りの品質・規格・数量などを満たしているかを検査する大切な作業です。
検査した記録は帳簿としても残しますが、写真も残しておきます。(これで竣工検査で確認されても慌てることなく対応できます!)
発注者にも立会って頂き、材料確認が問題なかったので施工に進みます。
設置する箇所の基礎をつくりコンクリートを打設して側溝を据付します。側溝のジョイント部の目地はモルタルで埋めていきます。
この作業を繰り返してU型側溝を据付ていきます。据付完了したらどんな風になるのか楽しみです。









法面を守るぞ!

前回の現場日記でご紹介した、整形した法面に芝生を張りつけていきます。
ベタ張りすると、張芝の完成と同時に法面の保護効果が出る仕組みになっています。
保護効果というのは、法面に植物を繁茂させることで雨水による浸食防止や冬期の凍上崩落を抑制する事が出来ます。
そして何より全面緑化にすることで、周りの自然環境と調和のとれた植生が自然環境や景観を守ることができます。
CO2の吸収が期待出来るので、温暖化対策としても有効だともいわれています。
法面も守り、地球も守る。今話題の二刀流ですね!









盛土の立会確認

盛土が完成したので、発注者の立会いのもとICTを活用した出来形検査を行っています。
ICTを活用することで、従来の方法よりも効率的で正確な出来形管理を行うことができます。
写真に写っている棒のようなものは、電波を送受信するアンテナです。
この装置が触れていると測量が出来る仕組みになっていて、検査員が任意に指定した地点を計測します。
計測した地点と計画高との差が規格値内であるかを直ぐに確認する事が出来ます。
表示される設計値との差を3段階で色表示をしてくれるので、一目で判定が行えるのも良いですね。
ちなみに数字が赤く表示されたら規格値外なので、今回は白字!無事に合格でした!









築堤盛土完成!!

地盤改良完了後の立会検査も無事に終わりましたので、いよいよ盛土をします。
以前の日記で書きましたローカライゼーションのデータを使ってICT建機(今回はブルドーザーです)で盛土をしていきます。
全ての層の写真をお見せしたかったのですが、ちょっと量が多いので抜粋してご紹介します。

まずは「段切り」と言って堤防法面に水平面切土をおこなって、盛土と地山のなじみを良くするための盛土をします。
それではいよいよ、盛土のスタートです。ICT施工なので、重機のオペレーターの技術に左右されることなく均一に仕上げていきます。
・・・とは言ってもちゃんと各層の敷均し転圧が完了したら巻き出しを確認しますよ!
この作業を繰り返します。2層目と10層を比べるとかなりの土を盛った事が分かりますね。
設計通りの高さまで盛土をしたら次は法面整形を行っていきます。





こちらが法面整形の様子です。
ユンボのバケットを法面に押して土を固めていきます。
固めるだけではなく、多少土を削りながら整形をしていきます。これは熟練の技が必要ですね。
そしてついに法面整形が完了しました!とても綺麗な仕上がりになりました!









熱中症対策

毎日暑いですね。現場は常に外での作業になるので熱中症対策は念入りに行っています。
特にここ最近の夏の暑さ、いえ夏前からの暑さは対策をしないと直ぐに体調を崩してしまうかもしれません。
作業員の安全管理・体調管理も大事な私の仕事のひとつです。現場での熱中症対策をご紹介します。

まずはエアコンは必須ですね。次に冷蔵庫とウォーターサーバーを設置しました。
こまめな水分補給とクールダウンで猛暑の夏を乗り切りたいと思います!!
体の中から外から体の熱を落ち着かせます。




そして熱中症対策としてはお馴染みの顔ぶれ、塩飴と熱中症対策キットです。
熱中症対策キットの中には、扇子・瞬間アイス・氷河ジェル・涼すだれなどが入っています。
どれも体を冷やすためのグッズで、小さな保冷バックにコンパクトに収納されています。
急な症状にもすぐ対応できるので、もしも熱中症になってしまっても現場での応急処置が出来るようにしてあります。
もしもの時のために用意はしていますが、このキットの登場する場面がないのが一番ですね!








地盤改良の様子

築堤盛土施工に伴って周辺地盤の沈下防止対策として地盤改良を行っていました。
1層目の検査が無事に終わり、2層目の立会検査がありました。
セメント系固化剤を土に加えてムラが生じないように均一に混ぜて締め固め、地盤強化と沈下抑制を行います。
転圧まで完了したあとで、深さ別に3つの供試体を採取します。
採取した供試体は赤外線水分計で赤外線加熱による乾燥前後の重量変動から水分を測定します。
測定結果は問題なく、無事に地盤改良が完了しました。










ICT施工

建設現場ではICT施工を積極的に導入しています。
測量や設計、施工計画、施工、検査といった工程にICTを活用することで施工効率がとても上がります!
ローカライゼーション=現地座標変換はICT施工を行う上で、施工精度を左右するとても大切な作業工程のひとつです。
何を何に変換しているかと言いますと、「人工衛星GNSSの計測座標を現場の平面直角座標に変換」させています。

工事を行う際は、「X座標」「Y座標」「標高」の平面直角座標系で表される「工事基準点」を使用します。
通常はTS(トータルステーション)計測といって、その工事基準点の座標を地上から計測しています。
(街中で黄色い小さい機械を三脚に乗せて覗いて計測しているのを見たことがあると思います!)
ところがGNSS計測の場合は、地表を衛生からの信号で計測しています。
平面直角座標とGNSSで計測した座標に誤差が生まれます。それを平均的にする作業が必要になります。
そこで行う作業が、ローカライゼーションなんです!!ちょっと熱くなってしまいました。。。
この座標変換したデータを使ってICT建機による施工を行います。








チッピングとは?

チッピングという言葉を聞いたことがありますか?
ピッチングみたいですよね。(そう思うのは私だけでしょうか・・・)
簡単にいうと既にコンクリートが施工された上に更にコンクリートを施工する場合に行う作業です。

コンクリートの上にコンクリートを打設する重ね塗りのことは「打ち継ぎ」と言います。上下の境目になる面を「打継面」と呼びます。
チッピングは既に施工された硬いコンクリートの打継面に対して、チッピングハンマーなどで削ったり、剥がしたりする作業のことです。
打ち継ぎを行う場合は、下の古いコンクリートと上になる新しいコンクリートが密着して上手く馴染むようにチッピングを行う必要があります。
今回の施工のように打設面が小さい場合は、チッピングハンマー、のみ、ハンマドリル、ワイヤーブラシなど手持ちの工具で作業をします。

古いコンクリートは一見頑丈そうに見えても、表面下に多孔質のレイタンス層が形成されている場合あります。
そのような打継面にそのまま新しいコンクリートを施工してしまうと、コンクリート同士が密着せず、後々のひび割れの原因になってしまいます。
同じコンクリートでも上塗りをする場合は必ずチッピングの作業が必要になります。










堤防法線の段階確認がありました

堤防法線とは、堤防や河道の平面的な形状を表す線のことで川幅を決める役割があります。
河川の計画高水流量が同じであっても勾配や河川周辺の土地の利用状況や、
洪水時に予測される水量を始めとした様々な要素で川幅は変わります。

発注者の立合いのもと、堤防法線の確認がありました。
写真は立会いの様子を写したものですが、既設の樋管の上に築堤する為の測量をしています。
芦崎地区での工事は洪水対策として新しい堤防を築造する作業を行います。
今回の測量に基づいてこれから施工が進んでいきます。今の景色がどの様に変わっていくか楽しみです!









撤去開始

事前測量が終わったので次の工程の構造物撤去が始まりました。
敷砂利、暗渠排水管、コルゲートパイプ、杭丸太、土のう・・・これらを撤去していきます。
さすが、ベテランの職人技でバックホウを使って手際よく操作して作業を進めます。
土のうを撤去した後には仮設護岸として袋詰をした玉石を設置するのですが、
岸と玉石の間の隙間は採石を投入して埋めていきます。
袋詰玉石は陸上から重機を使って水中に設置することができるので、年間を通じての施工が可能です。
天気にも恵まれて順調に作業が進んでいきます!











いよいよ始まりました!

利根川下流部の整備工事が始まりました。
地域の皆様、よろしくお願い致します!

準備工として、施工箇所の芦崎地区・清水地区・石津地区の現地照査を行いました。
現況の確認、除草作業、大きな車両や重機が通るので電線に引っかからない様にするための架空調査などなど、やることは沢山あります。
袋詰玉石の立合確認もありました。袋詰玉石は河川工事に欠かせない材料です。
設置範囲、設置箇所に障害物はないかなど現場で発注者と一緒に確認します。




そして工事看板も設置しました。工事の概要や期間などを通行人や近隣住民の方にお知らせしています。
現場は今では当たり前!の週休2日です。3Kなんてもう古い!建設現場も働き方改革が進んでいるんです!
こちらでは現場での取組みや働き方などもご紹介していきたいと思います。
工事の進捗状況と一緒にぜひ楽しみにしていて下さい!